バリケード・ライフル銃・ウクライナ国旗、ロシア軍に備えるキエフ

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キエフの検問所を警護している男性。ウクライナ議会のメンバーだったという/Ivana Kottasova/CNN

キエフの検問所を警護している男性。ウクライナ議会のメンバーだったという/Ivana Kottasova/CNN

ウクライナ・キエフ(CNN) ウクライナ首都キエフの中心部を走行すれば疑いの余地はない。ここはロシア軍による大規模攻撃に備えている街だ。

コンクリートのパネルが迷路のように配置されている。対戦車のためのバリケード。積み上げられた砂袋。金属や木材、古いタイヤなど手に入るものは何でも使って作られた即席の障壁もある。

そして、至るところに青色と黄色のウクライナ国旗が翻っている。

街は不気味なほど静かだ。多くの人々がここ数日で避難した。ここに残っている人たちは防空壕(ごう)や地下室、地下鉄に身を潜めている。

街の入り口に沿ってところどころに検問所が設けられており、普通のウクライナの人々が配置されている。彼らは兵士ではない。こうした男性の多くは1週間前、仕事をしたり、友達や家族と余暇を楽しんだりしていた。

彼らは今、国の首都を守るために準備を進めている。

キエフの検問所を警護している男性は先週、当局からの国防の呼び掛けに応じてライフル銃を手にした。

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