ロシア、ウクライナ情勢の緊張緩和を約束せず 米国務副長官

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会談場所に到着したロシアのグルシコ外務次官(右)とNATOのストルテンベルグ事務総長(中央)/Olivier Hoslet/Pool/AFP/Getty Images

会談場所に到着したロシアのグルシコ外務次官(右)とNATOのストルテンベルグ事務総長(中央)/Olivier Hoslet/Pool/AFP/Getty Images

(CNN) シャーマン米国務副長官は12日、ウクライナ情勢をめぐる北大西洋条約機構(NATO)とロシアとの協議後、ロシアがウクライナ国境付近の緊張緩和を約束していないと述べた。今週はウクライナ情勢をめぐってロシアとの外交協議が続くが、米国はロシア政府が一連の協議について外交が働かないとの口実に利用する意図があるかどうかは依然として不明だとも認めた。

NATOとロシアとの協議はベルギー・ブリュッセルで約4時間にわたって行われた。

シャーマン氏は記者団に対し、NATOとロシアの話し合いは、NATOからロシアに対して、ウクライナ国境の緊張を緩和して外交の道を選択するために国際社会が提示した機会に対応するよう申し入れを行って終了したと語った。

しかし、シャーマン氏は米国や西側諸国がロシアのプーチン大統領の外交協議後の意図をまだ把握していないとも明らかにした。10万人を超えるロシア兵がウクライナ国境付近に集結している。

ロシア当局は12日、声明で、ロシア政府は外交的努力が頓挫した場合、軍事的行動に移る可能性があると示唆した。ロシアは11日、国境付近で実弾を使った軍事演習を実施していた。

米政権幹部は12日、ロシアがウクライナに侵攻した場合に米国が行う制裁がまとまったと明らかにした。

ロシア国営RIAノーボスチ通信によれば、ロシアのグルシコ外務次官はNATOとの協議後、安全保障に対する脅威を回避するための外交的な取り組みが失敗した場合には軍事的手段を行使する可能性があると警告した。

シャーマン氏によれば、12日の協議で米国とNATOは、ウクライナのNATO加盟を認めないというロシアからの要求を拒否した。シャーマン氏は、ロシアが欧州で最大規模の通常戦力を保持しているのにウクライナによって脅威を感じるというのは理解しがたいと述べた。

ウクライナ情勢をめぐる協議は13日にオーストリア・ウィーンでロシアと欧州安全保障協力機構(OSCE)との間でも行われる。

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