オーストラリア、感染拡大も各州で制限緩和の動き

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豪シドニーで新型コロナの検査を行う医療従事者/Jenny Evans/Getty Images

豪シドニーで新型コロナの検査を行う医療従事者/Jenny Evans/Getty Images

(CNN) オーストラリアでは新型コロナウイルスの変異株、オミクロン株によるとみられる感染が一部で拡大するなか、各地の州当局は予定通り感染対策の制限を緩和し始めた。

同国最大のニューサウスウェールズ(NSW)州では15日の新規感染者が1360人と、過去3カ月で最多を記録。このうち110人はオミクロン株への感染が確認された。

NSW州のハザード保健相は同日の記者会見で、オミクロン株が感染者の増加を招いているとの見方を示し、その数は2~3日ごとに倍増していると指摘。このままだと1日あたりの感染者は1月末までに2万5000人にも達する可能性があると述べた。

一方、同州では15日から予定通り、ワクチン接種を受けていない人にも接種済みの人とほぼ同等の自由が認められるようになった。マスク着用が義務付けられるのは公共交通機関、航空機や空港のみで、人が集まる密度の制限も解除された。QRコードによるチェックインは病院やスポーツジムなど、限られた場所だけで求められる。

ペロテット州首相は「私たちは引き続きウイルスと共存し、個人で責任を取る。今後は日々の感染者数から集中治療室(ICU)の人数や入院患者数に、重点を移せないだろうか」と訴えた。

オーストラリアのワクチン接種率は世界の中でも非常に高く、16歳を超える人口の90%近くが2回の接種を済ませている。

すでに90%を超えたタスマニア州は、15日から州境を再開し、ワクチン接種済みの入境者を受け入れる。ただし高リスク地域から入る場合は、検査の陰性証明が求められる。

クイーンズランド州も13日以降、NSW州やビクトリア州から数カ月ぶりに、ワクチン接種済みの入境者を受け入れ始めた。

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