インド南部で豪雨 35人が死亡

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インド南部、豪雨被害の様子

ニューデリー(CNN) インド南部で先週末から豪雨が続き、当局者によると22日までに少なくとも35人が死亡、数十人が行方不明になった。

南部アンドラプラデシュ州では、少なくとも32人の死者と30人の行方不明者が報告された。CNN提携局によると、幹線道路が水没し、一部の村落は完全に孤立している。

当局者によると、政府と州当局の災害対策チーム16組が出動し、住民らの救出にあたっている。州内294カ所の避難所に、5万8000人近い住民が収容された。

隣接するカルナタカ州では少なくとも3人が死亡した。民家150棟が損壊し、住民が親戚の家などに避難している。

インドの気象当局によると、豪雨をもたらした気圧配置は今後数日のうちに、タミルナドゥ州の沿岸部へ移動する可能性が高い。雨はいったん収まった後、週後半にかけて再び強まると予想される。

インド南部では最近、猛烈な豪雨が続発している。タミルナドゥ州では今月中旬にも、豪雨による水害で少なくとも16人が死亡し、州都チェンナイの広い範囲で浸水被害が発生した。

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