水路に生後5日の女の子の赤ちゃん発見し救出、無事退院 インド

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水路で見つかった赤ちゃんを抱くムンバイ警察の要員/Mumbai Police

水路で見つかった赤ちゃんを抱くムンバイ警察の要員/Mumbai Police

(CNN) インド西部ムンバイの水路で布にくるまれた状態で放置された生後5日の女の子の赤ちゃんが見つかり、病院に搬送された。赤ちゃんは17日に無事退院した。

ムンバイ警察によると、猫が騒いでいるのに気づいた人物が赤ちゃんを発見し、警察に通報。女性の安全を守る部隊「ニルバヤ隊」の女性巡査が14日に救出した。

この部隊はムンバイで今年、女性強姦殺人容疑の事件が発生したことを受けて同市の全警察署に設置された。部隊の名称は2012年にデリーで集団強姦殺人の被害者となった女性を示す言葉から取られた。

赤ちゃんはムンバイの病院に運ばれ、診察を受けた。退院後は同市の児童福祉委員会が引き取り、保護施設に預けられている。

警察は14日、12歳未満の子どもを置き去りにした保護責任者遺棄の疑いで容疑者不詳のまま事件を登録した。捜査を継続中だという。

インドでは男の子を好む傾向から数百万人の「望まれない」女の子が生まれて社会で差別を受ける状況があり、性の不平等な状態が広がっている。

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