南太平洋トンガ、初の新型コロナ感染者 ロックダウンの可能性も

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南太平洋の島国トンガで、新型コロナウイルスの感染者が初めて確認された/Adobe Stock

南太平洋の島国トンガで、新型コロナウイルスの感染者が初めて確認された/Adobe Stock

(CNN) 南太平洋の島国トンガで31日までに、新型コロナウイルスの感染者が初めて1人確認された。

同国ではこれまで感染者が報告されていなかった。ツイオネトア首相が発表したところによると、患者はニュージーランドからの便に搭乗していた。

ニュージーランド保健省によれば、この乗客は同国南島の最大都市クライストチャーチを出発して、27日に到着。入国者を隔離するホテルで感染が判明した。新型コロナのワクチン接種はすでに完了し、出発前の検査では陰性だった。

現地ニュースサイトのマタンギトンガはツイオネトア氏の発言として、同じ便の乗客と接触した空港職員も全員隔離されたと伝えた。同氏はまた、感染者がほかにも確認された場合に備えるよう呼び掛け、全国的なロックダウン(都市封鎖)措置の可能性に言及した。

同サイトによれば、感染者が見つかったというニュースを受けて、国内のワクチン接種センターには数千人が押しかけた。

トンガは170以上の島で構成される国。約人口10万人のうち、これまでに約86%が1回目、約62%が2回目のワクチン接種を受けている。

政府は昨年3月に緊急事態宣言を出し、外国人の入国を禁止した。貧困率が2割を超え、医療機関も限られたトンガで感染が広がれば大惨事になっていた可能性もあるが、政府の迅速な対応が功を奏してきた。ただ同国でも、経済は観光業を中心に深刻な打撃を受けている。

世界で感染者が報告されていない数少ない国としては、ほかに南太平洋のツバルとナウルが挙げられる。トルクメニスタンと北朝鮮も感染者ゼロと主張してきたが、専門家らは真偽を疑問視している。

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