宣教師団17人誘拐、ギャング団が身代金20億円要求 ハイチ

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宣教師らが所属するキリスト教支援団体=17日、米オハイオ州ベルリン/Tom E. Puskar/AP

宣教師らが所属するキリスト教支援団体=17日、米オハイオ州ベルリン/Tom E. Puskar/AP

治安部隊の関係者が17日にCNNに語ったところによると、400マオゾはこの3年の間に勢力を拡大してメンバーは最大で150人に増え、クロワデブーケを実質的に支配するようになった。

CARDHによれば、400マオゾの犯行はかつては自動車泥棒が中心だったが、今はバスや車から大勢の集団を誘拐する犯行を繰り返すようになった。

被害者の大部分はハイチ市民で、同国の誘拐事件は今年7月以来、ほぼ4倍に増えている。今年1月以来発生した少なくとも628件の誘拐事件のうち、29件は外国人が被害者だった。400マオゾが要求する身代金は通常、2万ドル前後だという。

キリスト教支援団体の関係者は宣教師団について「非常に献身的で、自分たちの命を危険にさらしてきた。自分たちの身に降りかかる危険は承知の上だったか、少なくとも何が起こり得るかは認識していた」と話している。

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