日本各地で大雨、長崎では土砂崩れで死者も

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佐賀県武雄市で冠水した道路を歩く男性/Kyodo News/AP

佐賀県武雄市で冠水した道路を歩く男性/Kyodo News/AP

東京(CNN) 日本各地で大雨による土砂崩れが発生し、少なくとも4人が心肺停止の状態で発見され、2人が行方不明となっている。

長野県岡谷市では3人が心肺停止の状態で発見されたが、5人は生きて救助された。

当局によれば、長崎県雲仙市では59歳の女性が土砂崩れによって自宅が破壊されて死亡した。この女性の家族2人が行方不明となっている。雲仙市の救助作業には330人以上が派遣されているという。

滋賀県大津市では豪雨で土砂崩れが発生/Ken Satomi/AP
滋賀県大津市では豪雨で土砂崩れが発生/Ken Satomi/AP

日本の一部は今夏、過去に例のない豪雨に見舞われている。NHKによれば、佐賀県嬉野市では11日以降の降水量が1000ミリを超えた。この降雨量は、通常ひと月で降る量の3倍以上に相当する。

気象当局によれば、前線は約1週間にわたって日本にとどまり続ける可能性が高い。今後ゆっくりと東へと進み、東日本の広範囲に被害をもたらす降雨となる可能性がある。

14日には洪水や土砂崩れの危険性があるとして500万人超に避難が呼び掛けられた。総務省消防庁によれば、佐賀や長崎、福岡、広島各県では100万人以上を対象に、最高段階の避難情報となるレベル5の「緊急安全確保」が発令された。

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