ジョンソン英首相が「賭け」、イングランドで新型コロナ規制を大幅緩和

ジョンソン英首相は、新型コロナのワクチン接種率の高さから、症例数が増えていても規制は解除できると主張する/Geoff Caddick/WPA Pool/Getty Images

ジョンソン英首相は、新型コロナのワクチン接種率の高さから、症例数が増えていても規制は解除できると主張する/Geoff Caddick/WPA Pool/Getty Images

ロンドン(CNN) 英イングランドで19日から、新型コロナウイルスの流行抑止に向けた規制が大幅に緩和される。英国のジョンソン首相によって英国の人々は、新型コロナウイルスの感染件数が急増している人口密度の高い国がロックダウン(都市封鎖)の規制を解除し、どれほどうまく対処できるのかについて、何らかの知見を与えてくれるであろう実験の渦中に置かれることになる。

ジョンソン氏にとって有利なのは、英国の成人の大部分が現在は2度のワクチン接種を終えていることだ。ただ、こうしたワクチン接種によって新型コロナウイルスによる重症化や死亡の数は減っているものの、感染数自体は増えている状況にある。また、ワクチンが長期に及ぶ新型コロナウイルス感染症で最悪の影響を防ぐということを示す証拠も少ない。

ウェールズやスコットランド、北アイルランドは、英国の中ではより人口が少なく、ワクチン接種率も高いが、規制の大幅な緩和に動くのはイングランドだけだ。

イングランドでは19日、ほとんどすべての規制が緩和される。マスク着用の義務はなくなり、屋内や屋外での人数制限も解除され、社会的距離の確保は新型コロナウイルスの検査で陽性になった人や空港などに限定される。ナイトクラブやスポーツのスタジアムも収容人数の制限が解除される。

英国の国営医療制度「国民保健サービス(NHS)」の新型コロナウイルス追跡用アプリから通知が来た人は8月16日まで自主隔離が必要となる。ただし、8月16日以降は、ワクチン接種を完了した人は自主隔離が必要ではなくなる。

新型コロナウイルスの感染件数がイングランドで引き続き急増しており、アプリによって自主隔離を求められる人の数も急増している。7月7日までの1週間で52万人が通知を受け、プログラムの経済に与える影響について懸念の声が出ている。

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