ジムのレッスンでアップテンポの曲は禁止 韓国のコロナ規制に批判の声

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繁華街は人出がまばらになっている=12日、韓国・ソウル/Heo Ran/Reuters

繁華街は人出がまばらになっている=12日、韓国・ソウル/Heo Ran/Reuters

保健当局はスポーツジムでのルール導入について、運動中はマスクの着用や対人距離の確保を徹底するのが難しく、特にグループレッスンの場面は濃厚接触が起きやすいためと説明している。

これに対し、利用者らの間で「曲は覚えていてもテンポは知らない」などと反発の声が上がった。

ソウル北部にあるスポーツジムのオーナーは、朝はテンポの速い曲で館内のムードを盛り上げるのが日課だと話し、「流す音楽によって感染拡大に影響があるというのか」「イヤホンやウェアラブル端末で聞く音楽はどう取り締まるのか」と疑問を呈した。

会員の女性も「ルールを決めた人はジムで運動した経験がないのでは」と、不満の表情を見せた。

レベル4の規制では、スポーツジムが利用者の入館記録をつけて体温をチェックし、シャワー室を閉鎖することも定められている。

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