米戦闘機、英空母クイーン・エリザベスから実戦参加 中東での作戦支援

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地中海を航行するクイーン・エリザベス=2021年6月20日/Petros Karadjias/AP

地中海を航行するクイーン・エリザベス=2021年6月20日/Petros Karadjias/AP

ブラックモア大佐は「英海軍、英空軍、米海兵隊の間での統合レベルは文字通り切れ目がなく、我々がどれだけ緊密な関係となったかの証左だ」と述べた。

またウォレス英国防相は声明で、最新鋭の戦闘機が海上から運用可能となった歴史的意義を強調。同盟国に安心感を与えるとともに、英国の強大な空軍力を敵対国へ誇示できるとの見方を示した。

クイーン・エリザベスを中核とする空母打撃群は、地中海からインド洋、太平洋へと7カ月にわたる航海で4万8280キロを移動し、40カ国を訪れる予定。南シナ海を通過して日本、韓国にも向かうとみられる。

英国防省によると、米国とオランダの艦船も含む同空母打撃群は、英国外へ向かう空軍・海軍の編成としては1世代中で最大の規模だという。

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