ベラルーシ戦闘機が発進 旅客機が緊急着陸、搭乗の活動家逮捕

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ミンスク国際空港に緊急着陸したライアンエア機/AFP/Getty Images

ミンスク国際空港に緊急着陸したライアンエア機/AFP/Getty Images

ミンスク空港はロシア国営RIAノーボスチ通信に対し、同機は未確認の爆弾情報があったために緊急着陸したと説明した。

これに対してリトアニア空港の広報はLRT国営ラジオの取材に対し、乗客と乗員の衝突が原因だったと述べ、リトアニア民間航空当局に爆弾の情報は入っていなかったと話している。

リトアニアの大統領はツイッターへの投稿で今回の事態を「前代未聞の出来事」と形容、「ビリニュスに向かっていた民間の旅客機がミンスクに強制着陸させられた」「この忌まわしい行為には政権が関与している」と述べて、プロタセビッチ氏の即時釈放を求めた。

ベラルーシ野党指導者のスベトラーナ・チハノフスカヤ氏は、ベラルーシ政権が「ジャーナリストで活動家のロマン・プロタセビッチ氏を逮捕するために同機をミンスクに強制着陸させた。同氏はベラルーシで死刑に直面している。ロマンの即時釈放を要求する」とツイートした。

米国のジュリー・フィッシャー駐ベラルーシ大使は23日、ツイッターへの投稿でベラルーシ政府を非難。欧州首脳もベラルーシによるプロタセビッチ氏の逮捕を非難している。

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