イラン外相、イスラエルへの「報復」宣言 核施設の停電めぐり

ナタンツのウラン濃縮施設の遠心分離機。国際原子力機関(IAEA)が2019年11月5日に画像を公開/Atomic Energy Organization of Iran/AP

ナタンツのウラン濃縮施設の遠心分離機。国際原子力機関(IAEA)が2019年11月5日に画像を公開/Atomic Energy Organization of Iran/AP

テヘラン(CNN) イラン中部ナタンツの核施設で発生した攻撃が原因とみられる停電をめぐり、イランのジャバド・ザリフ外相がイスラエルに対する報復を宣言した。2015年の核合意の復活に向けた米国とイランの外交努力に悪影響が及ぶ恐れもある。

ナタンツの核施設で新たに稼働したばかりの遠心分離機は、今回の事態によって大きな打撃を受けたと思われる。イラン政府はこの事態を「核テロリズム」と形容している。

イスラエル軍のトップは11日、攻撃にイスラエルが関与した可能性をほのめかした。イスラエルの複数のメディアは匿名の情報筋の話として、同国の情報機関モサドの関与を伝えたが、それ以上の詳細は明らかにしていない。

国営イラン通信(IRNA)によると、ザリフ外相は、核合意への復帰に向けた間接的な交渉でイランが米国による制裁解除を目指したことをめぐり、イスラエルが「報復」を模索したとして非難した。

ザリフ外相は12日、国連のアントニオ・グテーレス事務総長に宛てた書簡の内容をツイッターに投稿した。この中で核施設を狙った攻撃は「無謀な犯罪的核テロリズム」に該当すると述べ、包括的共同行動計画(JCPOA)の採択以降、イランに科された全制裁を解除するよう米国に求めている。

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