中南米のコロナ感染者、1カ月で3倍 WHO地域事務所

中米コスタリカの首都、サンホセにある医院で検温を受ける男性/EZEQUIEL BECERRA/AFP/AFP via Getty Images

中米コスタリカの首都、サンホセにある医院で検温を受ける男性/EZEQUIEL BECERRA/AFP/AFP via Getty Images

(CNN) 世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO)は24日、中南米諸国における新型コロナウイルスの感染者数はPAHOが先月、域内が新たな震源地となったとの認識を示して以降、3倍の水準に膨れ上がったと発表した。

同機構のカリッサ・エティエンヌ事務局長が記者会見で述べた。5月23日時点では約69万人だった感染者数が現在は200万人以上に激増したと指摘した。

今や中米諸国の大半で広範な感染が進み、カリブ海諸国ではハイチとドミニカ共和国の国境周辺が多発地帯となり、南米の北部地域も同様だとした。

南米諸国では、感染者数が100万人を超え、世界規模では米国に次ぐブラジルの深刻な被害が際立っている。

エティエンヌ事務局長は最近の増加傾向への重大な懸念を示しながらも、公衆衛生上の早期の対応策の導入でより深刻な悲劇の発生を阻止したとも説明。

その上で、域内の諸国は経済的もしくは政治的な要因で感染が進行している段階でも衛生対策の緩和を迫られる圧力を受けていると警告。効果的な治療対策や広く入手し得るワクチンがなければ、中南米諸国は今後2年にわたり新型コロナの爆発的な流行の繰り返しに遭遇するだろうとの危機感も示した。

将来については現実的にならなければいけないとし、全員が新たな生活方式や正常な生活の再定義に適応すべきだとも強調した。「問題は以前の状態に戻ることではもはやない。どのように前進し、感染拡大への持続的な対応をいかに構築するかだ」とも続けた。

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