インド東部にサイクロン上陸、12人死亡 バングラで数千棟倒壊

インド東部にサイクロン上陸

(CNN) インド東部に20日午後、サイクロン「アンプン」が上陸し、少なくとも12人が死亡した。隣国バングラデシュでは数千棟の家屋が全壊する被害が出ている。

米国の合同台風警報センター(JTWC)によると、サイクロンは現地時間の午後5時ごろ、西ベンガル州サーガル島付近に上陸。その後、最大風速約44メートルの風を伴いながら、人口約1400万人の都市コルカタに向け北へ進み始めた。

西ベンガル州のママタ・バネルジー州首相によると、死亡した12人の中には、倒壊した自宅の壁の下敷きになった少女1人も含まれる。

バネルジー氏はサイクロンの被害規模について、新型コロナウイルス感染症による被害を上回ると指摘。「被害状況を見極めるためには3~4日を要する」との見通しを示した。

州南部の全域が影響を受けており、電力供給に支障が出たほか、民家や橋、堤防が数多く全壊したという。

バネルジー氏によると、州当局は住民およそ50万人を避難所に退避させた。

インド、バングラデシュ両国における避難作業は新型コロナの影響で複雑化している。救助チームは、住民を感染リスクから守りつつ安全な場所に避難させる方法に苦慮している。

非政府組織(NGO)オックスファムのバングラ支部責任者は20日、CNNとのインタビューで、同国にある数千棟の民家がサイクロンによって根こそぎ倒壊したと明らかにした。

同国コックスバザールの難民キャンプには、ミャンマーの少数派イスラム教徒ロヒンギャが100万人近く暮らす。キャンプでは先週、新型コロナの感染者が確認され、支援関係者の間で懸念が広がっているが、サイクロンの直撃は免れる見込みだという。

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