新型コロナ、研究所起源の可能性は「極めて低い」 5カ国情報協定

新型コロナが研究所から流出した可能性は極めて低いと、英語圏5カ国の情報協定が分析/NIAID-RML

新型コロナが研究所から流出した可能性は極めて低いと、英語圏5カ国の情報協定が分析/NIAID-RML

ワシントン(CNN) 米国が英語圏4カ国と機密情報を共有する枠組み「ファイブアイズ」が、新型コロナウイルスの起源は中国・武漢の研究所だとするトランプ米大統領らの主張について、「可能性は極めて低い」との見解を示していることが分かった。

ファイブアイズは米国と英国、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの情報機関が密接に連携する多国間協定の枠組み。共有情報に詳しい欧米外交当局者の1人は、研究所からの流出事故だったとは非常に考えにくく、動物から人間に偶然感染した可能性が極めて高いと述べた。

同当局者は一方で、中国側の協力姿勢や透明性が改善されない限り、確実なことは言えないと指摘した。

ファイブアイズ加盟国の別の当局者もCNNに、内部はこうした見解で一致していると語った。

同じく加盟国のもう1人の情報筋はCNNとのインタビューで、研究所起源説を確信するトランプ氏やポンペオ国務長官の立場はファイブアイズの見解からかけ離れていると主張。新型ウイルスが研究所から出た可能性は残っているものの、今のところ裏付けはないと強調した。

同情報筋によると、「感染拡大が武漢の市場から始まったことは明らか」だが、新型ウイルスがどのようにして市場まで到達したかははっきりしていない。

同情報筋はまた、米国が情報を全て共有しているとは限らないとも語った。ファイブアイズの加盟国間では大半の情報が共有されているが、中にはごく一部、各国が外へ出していない情報もある。

トランプ氏とポンペオ氏はこれまでに、新型ウイルスが研究所に由来することを示す証拠はあると公言している。

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