ナイジェリアで抗マラリア剤中毒、トランプ氏が新型コロナ治療薬として言及

アフリカで人口最大、ナイジェリアの隔離センターを訪れる

ナイジェリア・ラゴス(CNN) ナイジェリアの保健当局は24日までに、国内に住む3人が抗マラリア剤「クロロキン」の中毒症状を訴えていることを明らかにした。クロロキンについては米国のトランプ大統領が、新型コロナウイルスの治療に使用できるとの見解を示していた。

ラゴス州の当局者はCNNの取材に答え、クロロキンを服用した3人が最大都市ラゴスの病院に入院したと述べた。当局はこの後声明を出し、新型コロナウイルスの治療にクロロキンを使用しないよう注意を呼び掛けた。

トランプ大統領は先週、ホワイトハウスでのブリーフィングで、米食品医薬品局(FDA)がクロロキンを新型コロナウイルスの治療薬として承認したと発言。「非常に強力な」薬剤だとの認識を示していた。

ところがこのブリーフィングの後、FDAは声明でクロロキンを承認した事実はないと述べ、新型コロナウイルスへの効果については依然調査中だと説明した。

トランプ氏の発言を受け、ナイジェリア国内ではクロロキンに対する関心が高まり、人口2000万人のラゴスでは価格が急騰した。住民の1人はCNNに対し、自宅近くの薬局で値段が5倍以上に跳ね上がっているのを見たと語った。

またラゴスに拠点を置く弁護士の男性は、以前マラリア治療のためにクロロキンを服用したところ、副作用のひどいかゆみに2~3日悩まされたと明かした。

ナイジェリアは22日時点で、新型コロナウイルスの感染者が30人報告されている。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]