米国の1日の死者、100人超 医療現場で募る危機感

新型コロナウイルス対策でニューヨークに動員された州兵/John Moore/Getty Images

新型コロナウイルス対策でニューヨークに動員された州兵/John Moore/Getty Images

(CNN) 米国で23日、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)による1日の死者が100人を超えた。人が集まる人数を制限したり、飲食店の営業中止を命じる州も増え、テキサス州では人工妊娠中絶を含む医療行為の制限に踏み切った。

テキサス州のアボット知事の命令は、直ちに行う必要のない手術などの医療行為について延期を求める内容。妊娠中絶についても、母親の生命や健康を守るために必要な場合を除いて延期を求めた。

新たな対策を打ち出した州は少なくとも15州に上る。フロリダ州のデサンティス知事は、ニュージャージーやニューヨークから流入する人が相次いでいるとして、そうした州から来た人には14日間の自己隔離を指示すると表明した。

米国でこれまでに確認された新型コロナウイルスの感染者は4万2000人以上、死者は少なくとも515人になった。

症例数は増え続けており、米公衆衛生局のアダムス長官はNBCテレビの23日の番組の中で、「今週、状況はさらに悪化するだろう」と予想、国民に対して自宅にとどまるよう強く促した。

米公衆衛生局のアダムス長官。さらなる状況の悪化を予想した/Chip Somodevilla/Getty Images/FILE
米公衆衛生局のアダムス長官。さらなる状況の悪化を予想した/Chip Somodevilla/Getty Images/FILE

衛生当局は、人との距離を約1.8メートル以上空け、人込みを避けるよう勧告しているが、そうした指示を無視する人も後を絶たない。ビーチには人が押し寄せ、学校が休校になったことから公園にも子どもなどが集まっている。

カリフォルニアやニューヨークなどの各州に加えて、コネティカットやルイジアナ、オハイオの3州とペンシルベニア州の7郡も23日に外出禁止令を出した。24日にはデラウェア、インディアナ、ミシガン、ニューメキシコ、ウェストバージニアの各州で同様の命令が発効する見通し。

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