イタリア・アルプスで24時間に2回の雪崩 4人死亡

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セナレス峡谷で救助作業を行う当局者ら/ANSA via AP

セナレス峡谷で救助作業を行う当局者ら/ANSA via AP

(CNN) イタリア・アルプスで28日から29日かけて雪崩が2回発生し、少なくとも4人が死亡した。

カラビニエリ(イタリア国家治安警察隊)によると、現地時間29日午前11時頃、ブレンタ・ドロミテ山地で雪崩が発生し、アルペンスキーヤーの男性(28)が雪崩に巻き込まれて死亡した。

男性は他の3人のスキーヤーと一緒に峡谷を登っている際に雪崩に遭遇した。同行のスキーヤー1人も負傷し、トレントの病院に搬送された。全員が山岳スキーのエキスパートだった。

またイタリア財務警察筋によると、28日正午頃、オーストリアとの国境近くのセナレス峡谷の氷河にあるスキー場でも雪崩が起き、女性1人と子ども2人が死亡した。

レスキュー隊や治安警察隊による捜索が行われた結果、35歳の女性と7歳の少女の遺体が雪に埋もれた状態で発見された。また、もう1人の7歳の少女もヘリでトレント市内の病院に搬送中に死亡した。3人はドイツ人と見られ、定期的にスキーを楽しんでいた。

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