シリア北西部への攻撃で死者33人 10万人以上が避難

イドリブ県で住む場所を追われた人たち。食料を受け取るために列を作っている/Aaref Watad/AFP/Getty Images

イドリブ県で住む場所を追われた人たち。食料を受け取るために列を作っている/Aaref Watad/AFP/Getty Images

(CNN) シリア反体制派の最後の拠点となっている北西部イドリブ県で最近、ロシアの支援を受けるアサド政権軍が攻勢を強め、現地からの情報によると数日間で30人以上が死亡、10万人以上が家を追われた。

現地で活動する救助ボランティアの市民団体「シリア民間防衛隊(通称・ホワイトヘルメッツ)」は23日、20日からの死者が少なくとも33人に達したと発表した。

政権軍はイドリブのテロリストらが標的だと主張しているが、このままでは近いうちに何十万人もの市民が避難を強いられる恐れがある。

米難民支援団体「国際救済委員会(IRC)」が23日に発表したところによると、すでに5日間で少なくとも10万人が避難した。IRCは今後数週間でさらに50万人が家を追われる可能性を指摘している。

IRCのシリア北西部担当者は国連安全保障理事会に対し、シリア停戦決議案の採択に向けた交渉を、手遅れにならないうちに再開するよう呼び掛けた。

同担当者によると、今年4月の攻撃で避難した40万人の市民は今も大半が劣悪な環境での避難生活を強いられている。仮設の避難施設は混雑し、トイレや飲み水もない場所が多いという。

シリア難民の大半を受けて入れているトルコのエルドアン大統領は22日、イスタンブールでの記者会見で新たな難民流入には対応できないと述べ、負担を単独で負うわけにはいかないと訴えた。

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