ポンペオ氏、サウジ攻撃は「戦争行為」 トランプ氏は慎重姿勢

ポンペオ米国務長官が、サウジの施設に対する攻撃を「戦争行為」と明言した/Sarah Silbiger/Getty Images

ポンペオ米国務長官が、サウジの施設に対する攻撃を「戦争行為」と明言した/Sarah Silbiger/Getty Images

ワシントン(CNN) ポンペオ米国務長官は18日、訪問先のサウジアラビアで同国の石油施設への攻撃に触れ、「戦争行為」との見方を示した。一方、トランプ大統領は新たな対イラン制裁を指示したことを明らかにしつつ、ポンペオ氏に比べ慎重な姿勢を示した。

ポンペオ氏はサウジ指導層と対応策を協議するため同国を訪問。「今回の攻撃で米国人の死者が出なくて幸いだったが、こうした性質の戦争行為には必ずそのリスクが伴う」と指摘した上で、攻撃は「かつて目にしたことがない規模だ」と述べた。

中東訪問の目的については、イラン抑止のための連合を構築することだと説明。近く国連総会に世界の指導者が集まる機会を活用し、対イラン行動への支持を集める考えを示した。イランはサウジ攻撃への関与を否定している。

ポンペオ氏は、国連総会の場での協議にはサウジも積極的に参加するとの見通しを示し、「(攻撃は)サウジの地で起きた。彼らに対する直接的な戦争行為だ」とした。

今回の攻撃をめぐり、サウジはイランの関与を示すものとする兵器の破片を公開。ペンス副大統領は軍事報復もあり得ると示唆したほか、一部の共和党議員からは、イランに対し「明確な」対応を取るべきとの声も上がっている。

ただ、トランプ氏や米同盟国は相反するメッセージを発信している。

トランプ氏は大統領選で海外の戦闘からの撤退を公約に掲げた経緯があり、イラク戦争やアフガン戦争への関与に批判的な姿勢を示してきた。新たな紛争になれば再選に向けた戦いは複雑化するとみられる。サウジ当局者もホワイトハウスに対し、戦争に引きずり込まれたくない考えを明確に伝えている。

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