米研究者殺害の容疑者、「車ではねて強姦」と供述

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クレタ島の米研究者殺害。容疑者が「強姦した」と供述/Searching for Suzanne/Facebook

クレタ島の米研究者殺害。容疑者が「強姦した」と供述/Searching for Suzanne/Facebook

(CNN) ギリシャのクレタ島で米国人研究者が殺害された事件で、容疑者はジョギング中の被害者を車ではねた後、強姦したと供述していることが分かった。現地の警察責任者が16日の記者会見で語った。

生物学者のスーザン・イートンさん(享年59)は今月2日、学会で訪れたクレタ島で行方不明となり、8日に遺体が発見された。警察は15日、地元在住の27歳の男が犯行を認めたと発表していた。

同責任者らによると、容疑者はジョギング中のイートンさんを見かけ、「恐らく性的暴行を加えようという動機から」イートンさんを2回にわたって車ではねた。

意識を失ったイートンさんを車のトランクに入れて、遺体発見現場の地下壕(ごう)跡まで運んだ。

容疑者はその場でイートンさんを強姦した後、遺体を地下壕跡の洞窟に投げ捨て、穴を板で覆って逃走した。イートンさんが強姦前に亡くなっていたかどうかは確認されていない。

警察は現場に残っていたタイヤの跡から容疑者の車を割り出したが、本人は当初、地下壕にはこの1カ月近付いていないと供述した。一方で容疑者が持っていた携帯電話の位置情報から、犯行当日に現場近くにいたことが分かったという。

警察の調べによると、容疑者は現場近くにある農場のオーナーで、妻と2人の子どもがいる。イートンさんとは面識がなかったと話している。

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