コンゴの湖で船が転覆 30人死亡、150人以上不明

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コンゴのマイヌドンベ湖で船舶が転覆し、30人が死亡した/Google Maps

コンゴのマイヌドンベ湖で船舶が転覆し、30人が死亡した/Google Maps

(CNN) アフリカ中部コンゴ民主共和国(旧ザイール)の湖で350人以上を乗せた船が転覆し、30人が死亡、150人以上が行方不明になっている。地元当局者らが27日、CNNに語った。

船は25日、西部マイヌドンベ湖岸の町イノンゴを出発した。イノンゴの市長がCNNに語ったところによると、定員を超過していたとみられ、同日夜に目的地の数キロ手前で「暴風」にあおられ転覆した。

地元ダイバーらの捜索で、183人の生存者が見つかったという。

同国の遠隔地の住民にとって船は重要な交通手段だが、転覆などで多くの死者を出す事故が後を絶たない。世界保健機関(WHO)は、船の老朽化や運航業者のルール違反などが原因との見方を示す。

2015年にはコンゴ川で2隻の船が衝突し、100人以上が行方不明となった。今年4月にも東部の湖で船が沈没し、150人の行方が分からなくなった。チセケディ大統領はこの事故を受け、すべての船に浮き輪の搭載を義務付けると表明した。

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