サイクロン被災地でコレラ流行、WHOがワクチン接種へ モザンビーク

衛星写真からも浸水地域を確認できる/European Space Agency
写真特集:陸地が「海」に、サイクロン被害のモザンビーク

衛星写真からも浸水地域を確認できる/European Space Agency

(CNN) サイクロン「イーデイ」が直撃したアフリカ南東部モザンビークの被災地でコレラが流行し、患者が1000人を超えている。世界保健機構(WHO)は大規模なワクチン接種キャンペーンを展開する構えだ。

WHOは、約100万人分のワクチンが2日中にも現地へ届くとの見通しを示した。

コレラワクチンは通常2~3回接種されるが、緊急措置として1回分をできるだけ多くの人に接種する方針だという。

イーデイが上陸した沿岸部の都市ベイラには、コレラ患者の7~8割が集中する。市内の病院が壊滅状態となったため、感染症予防はWHOの対応にかかっている。

WHOの担当者は同市からの電話で、医薬品の到着と同時に接種を開始する構えを示し、「スピードが肝心だ。ワクチンの効果が大きいことは分かっている」と語った。

WHOの推計によると、同国ではイーデイ襲来から2週間以上が過ぎた今も12万人が避難生活を送り、コレラなどに感染するリスクが非常に高くなっている。

同担当者は、流行を食い止めなければ死者が相次ぎ、二次災害に発展する恐れもあると警告した。

WHOは疫学や物資調達、感染症予防などの専門家40人のチームを現地に送り込んでいるという。

また洪水に見舞われた地域でマラリアの流行を防ぐため、殺虫剤処理を施した蚊帳(かや)75万張りを提供している。

WHOによると、モザンビークへの医療支援コストは今後3カ月で4000万ドル(約45億円)に達する可能性がある。

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