コンゴのエボラ熱、実験的治療で2人が回復 患者110人超す

コンゴで現在流行中のエボラ出血熱について、WTOは実験的治療で2人が回復したと明らかにした/Al-hadji Kudra Maliro/AP

コンゴで現在流行中のエボラ出血熱について、WTOは実験的治療で2人が回復したと明らかにした/Al-hadji Kudra Maliro/AP

(CNN) 世界保健機関(WHO)は27日、アフリカ中部コンゴ民主共和国(旧ザイール)で現在流行しているエボラ出血熱について、実験的治療を受けた最初の16人のうち、2人が回復したと発表した。

エボラ熱の今回の流行は同国の北キブ州とイトゥリ州で発生している。WHO報道官によると、感染者に対する実験的治療法は、それぞれ違う医薬品を使った5種類が承認され、うち2種類については既に使用された。残る3種類も医師の判断によってケースバイケースで使用を予定しているという。

これについて報道官は「エボラ対応における重要な進展」と位置付け、さらに多くの患者の回復が期待できるとの見通しを示した。

25日までに報告された症例数は計111例に上る。うち83人は感染が確認され、28人は感染の疑いがあるとされた。この数字には72人の死者が含まれる。

医療関係者は14人が感染し、1人が死亡した。患者は北キブ州とイトゥリ州の複数の保健区で報告されているが、全症例とも北キブ州マバラコ保健区を発生源とする流行につながっているという。

感染リスクのある人たちに対する予防接種も始まった。ただし1歳未満の子どもや妊婦は対象外。20日には追加分のワクチン7160回分が首都キンシャサに到着した。

コンゴ民主共和国では過去に何度もエボラ熱の流行が繰り返されている。今回は8月1日に保健省が流行宣言を出していた。

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