マレーシアのアンワル元副首相、恩赦を受けて釈放

2018.05.16 Wed posted at 20:21 JST

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(CNN) 同性愛行為の罪で服役していたマレーシアのアンワル・イブラヒム元副首相(70)が16日、国王の恩赦を受けて釈放された。同氏の家族が発表した。

マレーシアでは先週の総選挙でマハティール元首相が予想外の勝利を収め、新たに首相に就任した。アンワル氏はマハティール氏の後継者として有力視されている。

アンワル氏は2015年に禁錮5年の刑を言い渡されて収監されていたが、もともと6月初めに釈放される見通しだった。同氏は16日、服役中のけがで入院していた病院から、報道陣や支持者に囲まれて姿を現した。

アンワル氏はかつてマハティール氏の後継者と目されながら、1998年に同性愛と汚職の罪に問われて失脚。2008年に政治活動の禁止が解かれたものの、まもなく別の同性愛容疑で逮捕され、15年に有罪判決を受けていた。

マハティール氏とアンワル氏は20年に及んだ軋轢(あつれき)を経て、総選挙ではナジブ前政権を倒すために手を組んだ。選挙戦で活躍したアンワル氏の妻が副首相に任命されている。

マハティール氏は2年以内にアンワル氏に首相の座を引き継ぐと約束している。だがアンワル氏は「私は急いでいない。まだ釈放されたばかりだ。家族と過ごしたり、国内外を訪問したりする時間が必要だ」と語った。

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