コンゴ民主共和国で仏NGO襲撃 2人死亡、1人が人質に

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コンゴでは昨年12月、国連平和維持活動の隊員15人が殺害される事件が起きていた

コンゴでは昨年12月、国連平和維持活動の隊員15人が殺害される事件が起きていた

(CNN) アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)で先週末、人道支援団体のスタッフが武装グループに襲われ、2人が死亡、1人が拉致されて人質になったことが分かった。国連が19日に発表した。

国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、コンゴ東部のルワンダ、ウガンダ国境に近い北キブ州で、仏東部シャンベリを拠点とする非政府組織(NGO)「国境なき水理学(HSF)」のチームが正体不明の武装集団に襲われた。

HSFは途上国で飲料水の供給や灌漑(かんがい)、公衆衛生、発電などの活動に取り組んでいる。

OCHAは犯行を非難し、人質の即時、無条件解放を求める声明を出した。

北キブ州は1994年にルワンダ虐殺の報復を恐れたフツ族民兵が逃げ込んでから暴力が後を絶たず、劣悪な治安状況が続いている。

昨年12月には同州で国連平和維持活動(PKO)部隊が反体制派の襲撃を受け、15人が死亡、53人が負傷した。国連は「戦争犯罪」に相当するとして強く非難した。

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