米軍戦闘機、ロシア軍機に警告フレア シリア上空で接近

米軍戦闘機がロシア軍機に警告フレア

(CNN) 米国防当局者は、シリア上空で米軍のステルス戦闘機「F22」2機が、ロシア軍機の進路を遮ったことを明らかにした。ロシア軍機はユーフラテス川上空を横断し、ロシア軍の飛行区域と米軍率いる有志連合の飛行区域を分ける「衝突回避線」の東側を飛行したとしている。

複数の米当局者によれば、ロシア軍の「Su-25」2機は13日、複数回にわたって衝突回避線を越えたため、米軍機が警告フレアを発射した。

当局者のうち1人は、ロシア軍の戦闘機「Su-35」も関与したと述べ、上空での接近は「数分間」続いたとしている。

今回の事案については、双方の間で確立されている衝突回避ホットラインを通じて、有志連合からロシアに連絡を取ったという。

米空軍もこの事案を確認し、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」掃討作戦を援護している米軍のF22A戦闘機2機が、衝突回避線を越境したロシアのSu-25を遮ったと説明。「Su-25を我々の衝突回避空域から離脱させるため、ロシア機の至近距離でのチャフやフレアの放出を含む複数の行動を行い、緊急チャンネルを通じてロシア軍のパイロットに対し、同空域から離れるよう通告した」(空軍中央指令部報道官)としている。

同報道官は、ロシア側が危険な行動に出たとも述べ、ロシア軍機のうち1機がF22Aの至近距離に接近したことから、F22Aは空中衝突を回避するためとっさの操作を強いられたと説明。別の1機はユーフラテス川に沿って飛行し、F22A戦闘機が至近距離で追跡したとしている。

双方の接近は約40分間続き、その後ロシア軍機は川の西側へ飛び去ったという。

同報道官は、米ロが11月に交わした合意に対し、ロシア側が違反を繰り返したと話している。

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