米B1爆撃機、朝鮮半島付近を飛行 日韓戦闘機と訓練

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B1爆撃機

B1爆撃機

(CNN) 米空軍によれば、同軍のB1戦略爆撃機2機が2日、日本や韓国の戦闘機を伴って朝鮮半島周辺を飛行した。トランプ米大統領のアジア歴訪を来週に控えるなか、北朝鮮は今回の動きに対し激しく反発している。

B1爆撃機2機は米領グアムのアンダーセン空軍基地から飛来。2国間の合同演習計画の一環で日本や韓国の戦闘機と合流した。米空軍報道官によれば、この演習は以前から計画されていたもので、「現在のいかなる行事に対応したものでもない」としている。

北朝鮮政府との間の緊張が激化するなか、グアムから飛来する米軍のB1爆撃機は朝鮮半島上空で定期的に目撃されている。

北朝鮮は2日の飛行を受け、国営の朝鮮中央通信(KCNA)を通じ改めて激しく反発。今回の演習は核兵器を使った奇襲攻撃の予行演習だと主張し、「ギャングのような米帝国主義者はいかなる代償を支払ってでも朝鮮民主主義人民共和国を核で抑えつけるため、核による必死の威嚇と脅迫を絶えず行っている」と述べた。

トランプ氏のアジア歴訪を来週に控え、米国は朝鮮半島付近での大きな軍事的プレゼンスを維持している。

日米韓の当局者は10月30日に声明を発表。北朝鮮に対し「無責任な挑発」を控え、兵器開発という「破壊的で無謀な道」から離れるよう促した。また米空軍報道官がCNNに確認したところによれば、同日には、米太平洋軍の安全保障プログラムの一環として6カ月にわたり日本に配備される予定のF35戦闘機12機のうち最初の2機が沖縄に到着した。

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