難病の英乳児、両親が法廷闘争を断念 治療は「手遅れ」

難病の英乳児、両親が法廷闘争打ち切り

(CNN) 先天性の難病で尊厳死論争の渦中にある英国の乳児、チャーリー・ガードちゃんの両親は24日、米国での治療をめぐる法廷闘争を断念すると発表した。

チャーリーちゃんは先天性の難病「ミトコンドリアDNA枯渇症候群」と診断され、生命維持装置をつけた状態でロンドン市内の病院に入院中。病院側が尊厳死を提案したのに対し、両親は米国で実験的な治療を受けさせようと、英高等法院で争っていた。

弁護士が高等法院に伝えたところによると、両親は最新の検査結果を知って決断した。高等法院はこれを受け、改めて延命措置中止の判断を下した。

先週ロンドンを訪れた米コロンビア大学の専門医、平野道雄博士らが要請した全身の磁気共鳴断層撮影(MRI)検査で筋肉の消耗状態が判明し、すでに手遅れだということが確認されたという。

弁護士らは、実験的治療がもっと早い時期に提案されていれば希望はあったかもしれないと指摘した。

高等法院の判事は両親の献身に敬意を表し、事情を知らない第三者が口をはさむべきではないと強調した。

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