米爆撃機が韓国上空で訓練 「無謀な挑発」と北朝鮮は反発

B1B戦略爆撃機

B1B戦略爆撃機

(CNN) 米軍が1日、朝鮮半島上空にB1B戦略爆撃機2機を投入して韓国軍と共同訓練を実施したのに対し、北朝鮮は「無謀な挑発だ」と強い反発を示した。

北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)はこの演習に対し、「核爆弾を投下する訓練」で「朝鮮半島情勢を核戦争の瀬戸際まで追いつめる挑発行為」だと主張。トランプ大統領をはじめとする米国の「戦争屋」が北朝鮮に核先制攻撃を仕掛けようとしていると非難した。

韓国国防省の報道官は2日、「北朝鮮による核ミサイルの脅威に対応し、挑発を抑えるため」の訓練だったと述べた。

一方、米当局者らは2日までに、韓国への配備が進められている米軍の高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)が運用可能な状態になったと発表した。

当局者によれば、現時点の能力は限定的ながら、北朝鮮のミサイルを迎撃することが可能になった。米軍は今後、守備範囲をさらに拡大する構えだという。

米韓両国は北朝鮮情勢の緊迫化を受け、配備を急ぐ必要があると強調してきた。正式な稼働は年末になる見通しだが、韓国国防省の報道官は先週、装備の搬入が完了し、数日中に運用が可能になると述べていた。

THAADの配備には中国やロシアが強い反発を示してきた。中国は2日、改めて不快感を示し、配備の即時中止を求めた。

9日に予定される韓国大統領選では、THAAD配備の見直しを主張してきた最大野党「共に民主党」の文在寅(ムンジェイン)候補が最有力視されている。

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