トルコ軍がクルド人組織を空爆、70人死亡 米から懸念の声

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空爆では、シリアのクルド人民兵組織「人民防衛隊(YPG)」などに犠牲者が出た

空爆では、シリアのクルド人民兵組織「人民防衛隊(YPG)」などに犠牲者が出た

トルコのエルドアン大統領はロイター通信に「断じてペシュメルガを狙った攻撃ではなかった」と述べたうえで、PKKへの掃討作戦を続けると改めて表明した。

一方、YPGは、トルコ国境近くの拠点がトルコ軍機による大規模な攻撃を受け、複数の隊員が死亡したと発表。報道担当者はその後、20人が死亡、18人が負傷したと述べたが、この死傷者が全員YPGの隊員だったかどうかは明らかでない。

YPGは空爆を「卑劣な攻撃」と呼んで非難した。

YPGは、シリアで米軍の支援を受けてISISと戦う合同部隊「シリア民主軍(SDF)」の主力。SDFは現在、ISISが「首都」と称する北部ラッカの奪還作戦を進めている。トルコはPKKとYPGが連携関係にあるとの見方を示すが、YPGはこれを否定している。

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