中国、核問題で北朝鮮の言動を非難 米の方針には賛辞

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北朝鮮のメディアが同国との関係において「一線を越えた」と、異例の中国批判を展開

北朝鮮のメディアが同国との関係において「一線を越えた」と、異例の中国批判を展開

(CNN) 中国外務省報道官は20日までに、北朝鮮の韓成烈(ハン・ソンリョル)外務次官がミサイル実験を毎週実施し、脅威を受ければ核兵器を用いるとした最近の言動に関連し、中国は北朝鮮による核やミサイル関連の活動に重大な懸念を抱いているとの認識を示した。

記者会見で表明したもので、同次官によるこの種の発言は事態を改善する助けにはならないともいさめた。中国は北朝鮮の長年の同盟国とみなされているが、報道官の今回の発言は北朝鮮が続ける核絡みの威嚇的な姿勢へのいら立ちを示すものとも受け止められている。

報道官はまた、北朝鮮問題に関する米政府当局者の最近の見解を称賛。朝鮮半島の核問題の解決に必要な全ての平和的手段を講じるとの立場は中国が正しいと信じる進むべき一般的な方向であると述べた。

北朝鮮の韓外務次官は英BBC放送の会見に応じ、「米国が軍事手段に踏み切るほど無謀になったら、それは即座に全面戦争を意味する」と明言していた。中国外務省報道官の発言は、次官の会見の翌日となっている。

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