対北朝鮮政策、「時間切れ」と米高官 「あらゆる選択肢検討」

2017.04.05 Wed posted at 10:41 JST

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ワシントン(CNN) 米ホワイトハウス高官は4日、北朝鮮による核開発計画への対応について、「時間切れだ。あらゆる選択肢を検討する」と語り、交渉を通じて北朝鮮の核開発を終わらせようとした歴代政権の取り組みは失敗に終わったとの見方を示した。

この日は中国の習近平(シーチンピン)国家主席の米国訪問を控え、ホワイトハウスの高官2人が記者団と会談。北朝鮮への対応について「大統領にとっても政権にとっても喫緊の利益問題だ」と語り、「あらゆる選択肢を検討する」と強調した。

この選択肢の中には、北朝鮮と取引のある中国機関を含めた経済制裁の強化や、サイバー攻撃、軍事作戦が含まれる。

北朝鮮は今年に入り、相次いで弾道ミサイルの発射実験を実施。米国は北朝鮮による核開発や弾道ミサイル開発のペースに対して警戒を強めている。

トランプ大統領はこれまで何度も、中国に対して北朝鮮への影響力を行使して核開発を中止させるよう促すと述べていた。しかし最近の英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューでは、中国の協力があってもなくても北朝鮮を止めるために行動すると言明した。

一方、米軍の核兵器やミサイル防衛を統括する米戦略軍のジョン・ハイテン司令官は4日の上院軍事委員会で、「北朝鮮問題にかかわるいかなる解決策も、中国を巻き込む必要がある」と証言。北朝鮮の脅威に対抗するための軍事的な選択肢を大統領に提示するとしながらも、北朝鮮の核開発を阻止するためには中国が中心的な役割を果たすと指摘、「中国なしの解決策は考えられない」と強調した。

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