ハリケーン死者、増え続けるハイチ 米国では10人死亡

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ハイチにとってマシュー襲来は2010年の大地震以来最悪の人道危機とされる

ハイチにとってマシュー襲来は2010年の大地震以来最悪の人道危機とされる

ハイチでは2010年、マグニチュード(M)7.0の大地震が発生、数十万人規模の住民が死亡した。これに伴い深刻なコレラ感染が広がり、同地震以降では少なくとも1万人が亡くなった。今回のハリケーン被害でコレラ被害がさらに拡散する恐れもある。

国連当局者は、ハイチへのマシュー襲来は10年の大地震以降、最悪の人道危機と位置付けている。他のカリブ海諸国でも被害が出ている。

マシューはその後も北上を続け、米南部サウスカロライナ州マクレランビルの南東部に米東部時間の8日午前11時ごろ、上陸した。米ハリケーンセンターによると上陸した際の勢力はカテゴリー1で、大西洋に向かっているという。

米当局によると、マシュー接近に伴う米国内での犠牲者は計10人が確認された。ノースカロライナ、ジョージア両州でそれぞれ3人、フロリダ州で4人となっている。

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