猛烈なハリケーン、復興途上のハイチ直撃 米南東部は厳戒

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「非常に危険な」ハリケーン、ハイチで猛威

(CNN) 猛烈なハリケーン「マシュー」が現地時間の4日、ハイチ西部とキューバ東部に相次いで上陸した。カリブ海のバハマを経て米東海岸に接近しており、フロリダなど数州が非常事態を宣言して沿岸部の住民に避難準備を呼びかけている。

「非常に危険な」カテゴリー4のハリケーンに発達したマシューは、現地時間の4日午前7時ごろ、ハイチ南西部のレザングレに上陸した。6日夕から8日にかけてフロリダ州からノースカロライナ州にまたがる米南東部沿岸を通過する見通しで、上陸する可能性もある。

マシューに直撃されたハイチ南西部レカイの住民はCNNの電話取材に対して「至る所で河川が氾濫(はんらん)している」と語り、自宅の壁は吹き飛ばされ、同地の建物の多くは屋根が吹き飛んだと話している。

首都ポルトープランスとレカイを結ぶ橋は崩落し、救助や救援活動に支障が出る恐れもある。

ソーシャルメディアには、暴風で屋根の一部が吹き飛ばされた建物や冠水した道路などの写真や映像が投稿されている。

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