ドイツ東部で連続爆発、モスクと国際会議場 当局が警戒強化

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爆発の起きたモスクの前で警備に当たる警察官

爆発の起きたモスクの前で警備に当たる警察官

(CNN) ドイツ東部ザクセン州のドレスデンにあるモスク(イスラム教礼拝所)と国際会議場で計2個の手製爆弾が相次いで爆発し、当局が警戒態勢を強化した。警察によると、爆発でけがをした人はいない。

爆発は26日夜、まずモスクで発生し、わずか数分後に国際会議場でも起きたため、警察は2件の間に関連があるとみている。

ドレスデンでは今週末に、メルケル首相らが出席するドイツ統一記念日の式典が予定されている。記念行事の一部は国際会議場で開催されることになっている。

州内相は27日の記者会見で、市内にあるすべてのイスラム教関連施設で警戒を強化したことを明らかにした。

市警察責任者は声明で「犯行声明は出ていないが、外国人排斥の感情が動機となった可能性を考える必要がある」と述べた。同責任者は27日朝までに、市内のイスラム教関連施設へ警備要員を送り込んだ。

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