仏ニース事件、大統領「テロ攻撃」 非常事態宣言延長へ

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祝祭日の南仏ニースでトラックが人混みに突っ込む事件が発生=BFM TV

祝祭日の南仏ニースでトラックが人混みに突っ込む事件が発生=BFM TV

(CNN) フランス・ニースで大型トラックが人混みに突っ込み多数の死者が出た事件で、オランド大統領は15日、テレビ演説で「テロ攻撃だったことは否定できない」と述べた。これまでのところ、犯行声明は出されていない。

オランド大統領は死者が77人に上ると発表。一方、カズヌーブ内相は80人が死亡したとしている。

オランド大統領は演説の中で、「我々はテロリズムに対抗するため全力を尽くさなければならない」と述べ、今月26日に解除する予定だった非常事態宣言の3カ月延長を要請すると表明した。

「フランスは苦しんでいる。だがこの国は強い。この国を攻撃したがっている狂信者より、常に強くあり続ける」とオランド大統領は強調。フランスはイスラム系テロリストに脅かされていると語り、「そうした状況の中で厳重な警戒を示し、揺るぎない決意を見せなければならない」と訴えた。

AFP通信が警察の話として伝えたところでは、トラックの車内からは31歳のフランス系チュニジア人の身分証明書が見つかった。当局は、死亡したトラック運転手の男が身分証明書の人物だったかどうかの確認を急いでいる。地元紙によれば、男はニース在住だった。

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