香港のビーチに「前例ない」量のごみ漂着、中国本土からか

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シーシェパードが入手した写真からは、香港南部にあって広東省の珠海市に属する外伶停島も発生源になっていることがうかがわれるという。先週撮影された同島の写真には大量のごみの山が写っていたことから、このごみが海に流出して香港に流れ着いたのではないかとストークス氏は推測する。

海洋ごみを巡っては、1年ほど前に政府主導で発行された報告書の中で、香港にとって深刻な問題ではないと結論付けていた。

香港政府の公式サイトでも、今回大量のごみが漂着したビーチを依然として最高ランクに位置付けている。

世界自然保護基金(WWF)の関連団体によれば、香港で回収される海洋ごみは年間1万5000トンに上る。

司議員は「対策を講じなければ、ごみは増える一方だ」と危機感を募らせている。

米ジョージア大学の研究チームが2015年にまとめた報告書では、香港を含む中国を世界最大のプラスチックごみ発生国と名指ししていた。

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