バングラ人質事件、部隊突入で収束 実行犯射殺

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ダッカ首都圏の警察当局幹部は、カフェ近辺に配置されていた警官2人が死亡し、銃撃戦や爆発などに巻き込まれた負傷者は約40人と述べた。

この事件では過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」系列のメディア「アマク」が犯行への関与を認めたが、一部の米政府当局者は疑問視している。その根拠は伝えられていない。

米情報機関に近い筋はCNNの取材に、今回の犯行はISISではなく国際テロ組織アルカイダがインド亜大陸に設けた「支部」が関与している可能性が大きいと指摘。初期段階の分析としながらも、アルカイダ系組織は過去数カ月間、ダッカで自らの存在を誇示する犯行を重ねている事実に言及した。

犯行の現場となったカフェは同国在住の外国人に人気があり、同店従業員によると6~8人の武装集団が侵入した際、店内には外国人を含む約20人の客がいたという。

カフェは米国大使館などの外交公館が密集する地区から1.5キロ以内にある。ダッカ駐在の米大使館によると、事件に巻き込まれた同国外交官などはいない。

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