州都にタリバーン迫る、軍兵士寝返りも アフガン南部

政府は州都の陥落はありえないと否定

政府は州都の陥落はありえないと否定

政府は危機を否定

しかしアフガン政府当局は、同州やラシュカルガーが陥落の危機に陥っているとの説を強く否定する。スタネクザイ国防相代行はCNNに「陥落はあり得ない。そんなことになったら私は辞任する」と述べた。

同氏は一方で「厳しい戦いであることは確かだ」と語り、パキスタン側から多数の戦闘員が流れ込んでいると批判。タリバーンが攻勢を強めてきた裏にはパキスタンからの支援があるとの見方を改めて示した。

「苦戦の1年だった」

ヘルマンド州で政府軍が苦戦していることについて、米当局者らは軍指導部の弱さが原因だったとの見方を示す。米軍作戦部長のブキャナン少将は「2015年は苦戦の1年だった。その責任の大半は指導部の責任だと思う」としたうえで、「新たに任命されたアフガン軍幹部は素晴らしい。まだ厳しい戦いが控えてはいるが、ラシュカルガーが陥落寸前との見方には全く同意できない」と断言した。

アフガンは夏に戦闘シーズンを迎える。昨年1年間に全国で多数の兵士を失った政府軍は、例年にも増して困難な戦いを強いられるだろう。米当局の推定では、昨年死亡したアフガン治安要員は5500人。NATOで10年間に死亡した計3500人をはるかに上回る人数となった。

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