トルコ首都爆発、クルド人武装組織が犯行声明 観光客に警告

(CNN) トルコの首都アンカラで今週に起きた自動車爆弾テロをめぐり、クルド人武装組織「クルド解放のタカ」(TAK)が20日までに犯行声明を出した。トルコの軍事行動への報復だとしたほか、次は観光客の命が狙われる番だとする警告を発した。

TAKは、クルド人武装組織「クルディスタン労働者党」(PKK)から分派した組織。少なくとも28人の死亡者を出した17日の攻撃について、トルコ軍が同国南東部シズレで軍事作戦を展開し、「傷ついた民間人を虐殺」したことへの報復だとしている。

TAKはトルコ語のほか英語でも声明を発表。トルコのエルドアン大統領が「ファシスト独裁政権」を敷いているとして批判したほか、「報復を目指すわれわれの戦争」の一環として、さらなる流血をもたらすと述べた。

英語版の声明では、トルコ訪問を考えている観光客への警告も発表。「旅行産業はこの汚く特別な戦争の主な財源となっており、われわれが破壊を目指す主要な標的だ」「外国人、トルコ人を問わずトルコ国内の観光地を訪れないよう警告する」などと述べた。

半国営アナドル通信によると、トルコ政府は今回の攻撃について、シリアのクルド人民兵組織「人民防衛隊」(YPG)とトルコのPKKのメンバーが共同で遂行したと主張している。TAKが他の組織から指示や支援などを受けていたかは不明。

国営放送TRTによれば、トルコのエルドアン大統領は19日、民主統一党(PYD)やその軍事部門YPGが犯行の背後にいることに疑いの余地はないとの見方を示した。

米国はPKKとTAKをテロ組織に指定しているが、YPGにはこれを適用しておらず、ISIS掃討作戦で協力している。

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