パキスタンのムシャラフ元大統領が入院 心臓疾患でICUに

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パキスタンのムシャラフ元大統領が心臓疾患に関連する合併症で入院した=2013年3月

パキスタンのムシャラフ元大統領が心臓疾患に関連する合併症で入院した=2013年3月

イスラマバード(CNN) パキスタンのムシャラフ元大統領が11日、体調を崩して入院した。元大統領の広報担当者がCNNに明らかにした。

元大統領は呼吸が停止し、カラチの病院に搬送された。心臓疾患に関連した合併症と診断されて集中治療室(ICU)で治療を受けており、容体は安定しているという。

ムシャラフ氏は陸軍参謀長だった1999年に無血クーデターで政権を奪取、その後大統領に就任した。

だが非常事態宣言が憲法違反に問われるなど弾劾(だんがい)圧力が高まったことを受けて2008年に辞任し、09年からは英国で事実上の亡命生活を送った。だが4年後には国政選挙への出馬を目指して帰国している。

またムシャラフ氏は06年に起きた少数民族指導者の殺害の罪に問われていたが、パキスタンの反テロ裁判所は今年1月、元大統領に無罪の判決を下した。

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