遺体乗せた木造船の発見相次ぐ、北朝鮮から漂流か 日本海

日本海で木造船の発見相次ぐ、中には遺体

(CNN) 日本海で今年10月以降、少なくとも8隻の木造船が見つかり、船内から計20人の遺体が発見された。北朝鮮から流れ着いた可能性が指摘されている。

海上保安庁がCNNに語ったところによると、遺体は全て腐敗が進み、一部は白骨化していた。2体は頭部がない状態で発見された。1隻の船から6人の頭がい骨が収容された例もある。

石川県輪島市沖では11月20日、3隻の船が相次いで見つかり、10人の遺体が確認された。このうち1隻の船体には、ハングルで「朝鮮人民軍」と書かれていた。

船から北朝鮮の国旗に似た布きれが見つかったとの報道もある。

英シンクタンク、王立国際問題研究所(チャタム・ハウス)のジョン・ニルソンライト氏は、ハングルの文字や旧式の船体などから「北朝鮮の船に間違いない」との見方を示す。

海洋学の専門家、山田吉彦氏は国内メディアとのインタビューで、脱北者が使う船と非常に似ていると指摘した。これらの船は古くて重く、スピードを出したり海流に逆らって進んだりする力はないという。

一部の国内メディアは漁船が遭難したのかもしれないと伝えているが、ライト氏は脱北者の可能性が高いと指摘。従来は中国経由のルートで脱出するケースが多かったが、国境の警備が強化されたため、危険を承知で日本海へ漕ぎ出す脱北者が増えているのではないかと語った。

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