オオハシに「義くちばし」、3Dプリンターで製作 ブラジル

3Dプリンターで作った新しいくちばしをつけたオオハシの「ティータ」

3Dプリンターで作った新しいくちばしをつけたオオハシの「ティータ」

(CNN) ブラジルなどに生息する大型の鳥オオハシといえば、大きなくちばしで餌を食べる姿が特徴的。ところがそのくちばしが欠けたオオハシがリオデジャネイロで見つかり、3Dプリンターで製作した「義くちばし」をプレゼントされた。

メスのオオハシ「ティータ」は、警察が動物の違法取引市場で見つけて保護した。上のくちばしは半分から先が欠けてなくなっていた。

専門家は、ティータが野生生物の密売業者に虐待されていたと推測、「くちばしの先端部分がなければ生きていくのも難しく、誰かに餌を食べさせてもらうしかなかった」と解説する。

そこで研究チームが新しいくちばしの製作プロジェクトに取りかかり、2カ月ほどかけて4種類の義くちばしを完成させた。これを装着されたティータは3日で使い方を覚えたという。

義くちばしは経過観察が必要なため、野生に戻すことはできそうにない。それでも「もっと自立した生活ができるようになる」と専門家は指摘し、今後は保護施設で展示して、訪れる人に教訓を学んでもらえればと期待を寄せる。

最終的な引き取り先についてはブラジルの環境保護機関が判断する。

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