キューバ、HIVの母子感染を根絶 世界初

キューバが世界で初めてHIVの母子感染を根絶した国として認められた

キューバが世界で初めてHIVの母子感染を根絶した国として認められた

(CNN) 世界保健機関(WHO)はこのほど、キューバが世界で初めてエイズウイルス(HIV)の母子感染を撲滅したことを明らかにした。

WHOは6月30日の発表の中で、キューバでの成果を受けてエイズそのものの撲滅も可能であることが示されたと評価している。キューバは梅毒の母子感染についても世界で初めて撲滅を宣言した。

WHOと全米保健機構(PAHO)はキューバなどの各国と連携して2010年からHIVと梅毒の母子感染撲滅を目指す取り組みに着手。キューバでは出生前治療、妊婦やその配偶者を対象とするHIVなどの検査、陽性反応が出た妊婦とその子どもの治療や帝王切開分娩、母乳の代替品提供といった対策を進めてきた。

HIVや梅毒の母子感染を防ぐ治療に100%の有効性はない。このためWHOでは、公衆衛生問題にならないレベルにまで感染率が減った段階で撲滅を宣言している。2013年にキューバでHIVに母子感染した乳児は2人、梅毒は5人だった。

世界では、HIVに感染して生まれてきた子どもが2009年の40万人から13年は24万人に減った。15年に4万人以下という目標を達成するためには、各国でさらなる努力が必要だとWHOは指摘している。

HIVに感染している妊婦は年間140万人と推定され、もし治療を受けなければ妊娠中や分娩、授乳を通じて母子感染する確率は15~45%に上る。しかし母子に抗ウイルス薬を投与すれば感染の確率は1%強程度に減少する。

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