ローマ法王、男女の愛は1日で成らずと諭す 一般謁見

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ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王

ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王

(CNN) ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は28日までに、週1回の一般謁見(えっけん)に集まった婚約中のカップルを前に終生の愛を育てるには時間がかかるとの考えを示した。

法王はバチカン市国のサンピエトロ広場での謁見で「男女間の愛の同盟は人生の同盟であり、間に合わせで生まれるものではない。1日で育まれるものでもない」と述べた。

法王の発言が、アイルランドが先に国民投票で同性婚を認める憲法改正を決めた問題に絡めたものとは受け止められていない。バチカンのパロリン国務長官は26日、アイルランドの投票結果に触れ、「人類にとっての敗北」との見解を示していた。

法王はまた、結婚前のセックスに明確に反対する考えを表明。「教会は婚約中と結婚したカップルの違いを主張している。こんにちの文化と社会は婚約から結婚へ至る経過の間の繊細かつ重要な性質にむしろ無関心となっている」との批判をにじませた。

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