軍のラマディ撤退、イラク副首相も「驚いた」

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軍撤退に「驚き」 イラク副首相

(CNN) イラクのムトラク副首相は25日、中西部アンバル州のラマディがイスラム教スンニ派の過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に制圧された経緯について、イラク軍がたやすく撤退したことに「だれもが驚いた」と述べた。CNNとのインタビューで語った。

ムトラク氏はインタビューで「何年にもわたって米国の訓練を受け、わが国で最高の部隊のひとつともいわれている彼らが、なぜあのように撤退してしまったのかは明らかでない」と指摘。「これは我々が期待するイラク軍の姿ではない」と語気を強めた。

スンニ派のムトラク氏はこれまでも、シーア派のアバディ首相に対して批判的な意見を述べてきた。

ラマディ陥落をめぐっては、米国のカーター国防長官が24日、CNNとのインタビューで「イラク軍は人数で敵をはるかに上回っていたにもかかわらず、戦わずに撤退した」との見方を示していた。

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