NGO規制法成立、「望ましくない活動」で禁錮刑も ロシア

ロシアのプーチン大統領が、国際NGOの活動を規制する法案に署名した

ロシアのプーチン大統領が、国際NGOの活動を規制する法案に署名した

(CNN) ロシアのプーチン大統領はこのほど、国際的な非政府組織(NGO)などの活動を規制する法案に署名した。当局が「望ましくない」と判断したNGOのメンバーらに対し、最大で禁錮6年の刑を科す内容だ。

法案は先週、ロシアの上下両院を通過していた。同国の秩序や安全を脅かすと判断された外国のNGOが、その後も活動を続けた場合は罰則が適用される。判断は検事総長らが外務省と協議して下す。これらのNGOに「関与」したロシア国民も処罰の対象となる。

法案成立を受け、米国務省は「深い懸念」を表明した。国際人権団体からも非難が集中。アムネスティ・インターナショナル(AI)は新法を「基本的自由への脅威」と呼び、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は「抑圧的」と批判した。

HRWのロシア部門を率いるターニャ・ロクシナ氏は、国内の活動家らへの影響を特に懸念している。関与というあいまいな文言には、NGOの情報をインターネットで流すことや、イベントへの参加、スタッフとの会話なども含まれる可能性がある。望ましくないとされたNGOからの発言をツイッター上で拡散しただけで、収監される恐れもあるという。

ロクシナ氏は「実際に法案が標的としているのは、ロシア国内の活動家や団体だ。当局は、外国組織とのつながりを断つことで彼らを孤立させ、市民社会の息の根を止めようとしている」と警鐘を鳴らした。

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