パキスタン学校襲撃、容疑者を逮捕
イスラマバード(CNN) パキスタン当局は24日までに、北西部ペシャワルで起きた学校襲撃事件を指揮した容疑で、反政府武装勢力「パキスタン・タリバーン運動(TTP)」の司令官を逮捕した。
パキスタン軍によると、逮捕されたのはタージ・ムハマド(通称リズワン)容疑者。
昨年12月16日にペシャワルで軍関係者の子女が通う学校が襲撃され、生徒132人を含む145人が死亡した事件で、実行犯のグループを指揮したとされる。
犯行グループは爆弾を体に巻き付けるなどして、生徒たちが試験を受けていたホールに乱入し、銃を乱射した。
TTPが犯行声明を出し、軍が部族地域で実施した掃討作戦で子どもたちが死亡したことに対する報復だと主張していた。